top of page

『役行者尊大開帳』

本年の役行者尊祭典は御開帳の年になります。

役行者尊大開帳は天明の大飢饉や浅間山大噴火

など自然の猛威が襲う天明という時代に始まり

(天明8年:1788年)、

人々の安寧を願う思いと共に歴史を刻み、

今年で8回目(231年)の年にあたります。

三十三年に一度しか尊きご縁を結べない秘仏、

「役行者像」に参拝し、開運守護、心願成就、

無病息災を御祈願ください。

拝観料 500円

先着200名様には御開帳ご朱印、

行者様と縁の深い吉祥草の苗を

記念品として授与いたします。

gosyuin.jpg

大開帳期間中は

左記の御開帳御朱印の受付も行っております。

無題.png
行者山の怖い夜2019印刷用データ.jpg

​行者山の怖い夜

三十三年に一度のご開帳である本年は、

役行者尊をお祀りする行者山をライトアップし

妖怪たちがお迎えする

『行者山の怖い夜』を行います。

 

夏の思い出に、

いつもと違うお山の散策はいかがでしょうか。

入山料

大人 500円

中学生高校生 300円

​小学生未就学児 無料

役行者尊祭典の歴史は古く、
平安時代より現代にいたるまで地域の人々により
守り引き継がれてきた祭典です。
古来より伝わる『空を飛んだ釣鐘伝説』によると、
長福寺を訪れた旅の僧侶が釣り鐘を金剛杖に掛けて空へ飛び去り、
遠く大峰山山上まで持ち去ったと言われております。
この僧侶が『役行者尊』の化身であると
人々は畏怖し、この地でお祀りをはじめてから
約1000年を数えます。
平安に生きた『役行者尊』の化身が
長福寺を訪れるまでの道中を再現した
『遠江行者道中』にはじまり、
祭典終盤に披露される遠州行者太鼓の奉納演奏劇中にて旅の山伏が釣鐘を持ち去ることにより、「空を飛んだ釣鐘伝説」に彩られた祭典を円成することとなります。
平安時代より現代まで受け継がれてきた祭典を、多くの参拝者の笑顔と共にお勤めすることで
行者尊とのより深いご縁を結んでいただければ
幸甚に存じ上げます。

役行者尊とは

 正しくは役小角(えんのおづの/おづぬ)

通称として役行者(えんのぎょうじゃ)

修験道の開祖と云われ、飛鳥時代から奈良時代

(7世紀~8世紀前半)に実在した人物です。

 山岳信仰の隆盛と共に役行者と呼ばれるようになり、

その他にも

『役優婆塞(えんのうばそく)』

『神変大菩薩(じんべんだいぼさつ)』などの呼び名があります。 

 伝説では、役行者は不思議な力を駆使して空を飛び、

野山を駆け巡り、鬼神を自在に使役したと云われています。
 数々の不可思議な事績を遺し、

偉大な修行者として崇められてきた存在です。

修験道とは

山を聖域とし、そこで修行することによって神秘的な力を得、
その力によって自他の救済を

目指そうとする山岳信仰を基本とする宗教です。

 

 修験という名称は、

『修行して験力を顕す道』であることから

名付けられたものです。


 日本古来の山岳信仰に、

仏教の教義・修行方法を中心とし、

道教・儒教・神道・陰陽道・民間信仰を取り入れ

形成されたもので、日本独自の宗教です。

bottom of page